大体はNBA。たまにMTBとその他。

雑に色々語りたいだけのブログです。NBA(キングス)、MTB(初心者)をメインに色々思ったことを。

バックスピンチ


スティーブンスの授けたディフェンス即ちクンポゾーン。


たまにというかアメリカではよくあるけどMLBで極端なスタイルの打者に対しての極端な守備体形。


左バッターのプルヒッターに対してサードが二遊間にいる時のサードゴロばっかりを観てる気分になった。


トランジションではミドルレーンに横に三人並んで壁を作りペイントへの勢いのある侵入を許さない。

そしてハーフコートではペイントエリアまで下がって侵入をしてきたら3人で囲む。


これに対する対策がお粗末すぎた。


エルボーの距離で既に収縮してるディフェンスに対してのキックアウトが全く無かった。


クンポのパスセンスもあるがそれ以上にブーデンホルザーの指示が足りないのかと思う。


シューター陣のタッチは良かったのに。


戦前はクンポを止めるかシューター陣を止めるかの見どころだと思ったけどまさかそこの連動性が無いからどちらも活かせない。


それはクンポのプレータイム。


クンポが止められたらクンポを下げてしまったブーデンホルザー。


駄目だよそれじゃあ。


2Qはそれでもシュートタッチの良さで決められた。


しかし本来その関係性はクンポが中にアタックするからこそのアウトサイド。


クンポがいなけりゃただのアウトサイド。


そこでクンポを止めることを選択したスティーブンス。


クンポがいなけりゃ外しかないんだから楽だわな。


クンポのローポでも逆サイドのカットインも無かったし三人がハイポストに並んだディフェンスの時もポストプレーヤーが居なかった。


オフェンスでの対策は色々考えられたのに何も無くてクンポを隠す事しか出来なかったブーデンホルザーにがっかり。


このままだとPOに弱い監督のままだな。


そして三遊間がら空きなのに流し打ちも(キックアウト)もセーフティーバント(ショートフック)も出来ないクンポにもがっかり。


脳筋パワーヒッターの末路は大体こんなの。


キッドなら正しい策を授けたというかそうならないように育てたと思う。


机上空論と実技の差かな?


ブーデンホルザー良い監督だけどコメントで自分で何とかしないとは無いだろと。


キックアウトの素振りも無かったからマジで策を授けて無い可能性は高い。


これ正直負ける可能性高いよ。

王者とチャレンジャー


オフェンスでも勝てるLAC。


話はとっちらかるが。


原因はカリーのディフェンス力とオフェンスでのエナジーの無さ。


そして地味にカズンズの不在。もっと言うと選手層。


まずカリーはビバリー程度のドライブにも反応が出来ないのでキックアウトも効果的。

カリーがダブルチームにいったらいったでそのあとのカリーのローテが遅く逆サイド回って戻ってきた自分サイドのガリナリドフリー。

トランジションはトランジションでビバリードフリー。まぁこれはチームの問題でもある。


カリーはオフェンスではシャメットにフェイスガードされてるわけだが然程フィジカルなつきかたではない。

でもここがエナジー不足。

長期的に見て余裕を持ってプレーしなくてはいけない王者とその試合に全てをかけてるチャレンジャーとのエナジーの差。


でもここは追い込まれたらエナジーを高めれば解決できるから。


問題はそれより選手層。


まずカズンズの代わりのボーガット。

このラインナップだとグリーンとボーガットを離して守れる。

ガリナリはヘルプポジションを取れる。

そしてKDはグリーンに任せることでビバリーはオフェンスにもエナジーを注ぎディフェンスでは空いたところをヘルプにも飛んできます。特にKDにはファウルも辞さない勢い。


この時点でLACはルー先生とハレル大将は絡んでいない恐ろしさ。


SGAとシャメットを成長させたことでこんな事に。


GSWのベンチで現時点で有効なカードはイグダラだけ。


でもグリーンの付いてるKDを止められないけどルーも止められなかった。


無得点の癖にテクニカルとられて吠え散らかすドレイが異常に浮いて見えるこの温度差。


KDはクールでも圧倒的長さでなんとでもなるけどカリーは走り回ってエナジーを高めなければそこにギャップとスペースは生まれません。


地味にGSWにとってもマストWinなゲームと思っていたのに何故かチンタラやってるGSW。

だって次はファイナルでロケッツは既に決めている。

そして次はアウェー。そこを落とすとむしろ勢い的にLAC有利。

だから勝つならここが1番イージーだったのにこの有り様。


カーはどういうつもりなのか。


正直このシリーズコーチ対決はリバースのスイープ勝ち。

それくらい引き出しも多い。

第3戦に負けたときに大きく頷いていたリバースを見て得たものは大きいのだと確信した。


ビバリーの使いかたは1つだけではないと。

まぁどの選手もだけど。


マンネリといってはいけないけど明らかに存在する王者の戦いかたの難しさとチャレンジャーのモチベの差。


普通の相手ならそれでも余裕。


でも多分今のLACは史上最強の第8シードだ。


いつになったら尻に火がつくのか知らないが舐めてると食われるぞと。

たまにはOKC


ラスの為のラスのチーム。


それがOKC。


ラスがダメならOKCもダメ。


そこから少し脱却しかけた今シーズン。


そこにはMVPなPG13がいました。


でもPOにはいませんでしたと。


ラスには決定的にシュート力がごぜーません。


で、それで終わらないのが進化した現代のバスケ。


昔はねマンツーが基本でした。


と言うより強制でした。


そういう時代ならシュート力が無くても勝てるチームの中心に慣れました。


アイバーソンがそう。


シュートアテンプト力はあるよ。


昔ならね、堅守速攻とガチガチに仕組んだハーフコートオフェンスで試合をコントロール出来ました。


だってマンツーだから。


今は違います。


ハンドチェック禁止、イリーガルディフェンス廃止、ゾーン解禁。


じゃあ遠くから打ちますわと。


だからアテンプトのコントロールとディフェンスでロースコアに押さえ込めてたのがやりにくい。


打たれちゃうもの。


ラスのトランジションで数打ち稼ぐのは他も簡単にやれてしまう。


優位性が落ちましたとさ。


そこで差が付くのはシュート力。


アテンプト力ではなくシュートがはいるかどうか。


ラスさん悲しいことに入りません。


昔に比べたらアテンプト力は要りません。


スペースがありますから。


そしてシュートがはいらないなら守る必要ありません。


ドロップして引いてればいい。


だからインサイドも悪くなる。


逆にリラードさんは引いて守れない。


だって超シュート上手いから。


そしたらアクアマンは格好の餌食です。


外に釣り出されスピードのミスマッチ。


チンチンにされてコートに居場所がなくなります。


そしたらあらやだカンターさんリバウンド取り放題。


そりゃそうなります。だってリバウンドの鬼アクアマンがいないんですから。


こうやって各所に影響を及ぼすラスさん。


弱点を突く泥試合なPOではラスさんの弱点は大き過ぎるのでした。