キングス対ウォリアーズ
接戦になったがキングスの負け。その理由はボギーのスタメン、バグリーのリバウンドとインサイドの得点、ウォリアーズのTOV、JJとシャンパート移籍によるKDマークマンの不在、ウォリアーズのベンチの弱さ。
こんな感じ。
まずキングスのスタメン。
どうやら理由は不明だがビエリツァは不在のよう。
で、ボギー。
やめろ。
ボールムーブが滞ってマークのずれが起こらないしリズムもスピードも悪くなるのでヒールドが活かせない。ただでさえクレイにピッタリマークされてるヒールド。
ボギーにスクリーンでスイッチしてもキックアウトされたりロブを上げられるくらいなら打たせる選択のウォリアーズ。で、それが接戦になった1つの要因。
取り敢えず2点は確保しやすい状況を両チームのお互いの環境が作り出した。
ボギーはここ2ヶ月の3p%は2割程。ビエリツァなんて4割以上あるわけで。
このスタメンの差で相手ビッグマンをストレッチできない上に3pの確率も悪くなりおまけにヒールドも打ちづらい。
キングスのWCS以外の4アウトオフェンスはビエリツァだからこそ中にスペースが出来るわけで。
そのお陰でフォックスもヒールドも中にもアタック出来るよって形。
だからこそ3pも打てる。
今日はそもそも打てなかった。
それでも接戦になったのはウォリアーズのTOVの多さとKD不在時のバグリーの活躍。
KDにはしっかり止められていたバグリー。
ドレイやイグダラ、ルーニーにはそれぞれ高さやスピードで勝てていたのは今後の好材料。
明確な課題はパワー。というか幅というか。
KDに止められた全てのシーンとドレイに止められた1つのシーン。
ポストアップからのターンやドリブルからのスピンターンは速くて高さもあるんだけどパワーと幅が不足してるからトップディフェンダーのマークマンならそれほど苦にしない。
KDならウイングスパンでドレイならパワーと幅で止められる。
そこがADやヤニスとの差。それだけじゃないけど。
ここが課題。
まぁ接戦になったのはウォリアーズがヒールドに爆発されるよりかはボギーに持たせて打たせる方がマシという判断と止めたくても止められなかったバグリーの存在。
お互い不味いオフェンスが多かったわりに得点が伸びたのはドレイとブリュワーという2割台3pが何故か次々と決まったから。
本来はいつも以下のオフェンス。
じゃあどうしたら良かったか。
僕ならスタメンにボギーじゃなくてジャイルズ。
彼なら3pは無くてもハイポストでパスの基点になるしそこからのインサイドへのアタックも出来る。実際どちらのシーンもあった。
更に言うならWCSじゃなくてバグリー。
この二人を並べることがウォリアーズへのアドバンテージ。
主にリバウンドとインサイドの得点で。
案の定ブーギーのディフェンスはガバい。インサイドのアタックには高さで劣る相手にもファウル。
日本の解説がウォリアーズに対抗してスモールに合わせたとか言ってたが間違い。
それはスモールにして守れる去年のロケッツのようなチームなら正解。カペラとか穴を無くす必要もあるし。
で、キングスはこれまでのウォリアーズとの3戦でも接戦だったわけだがそれはシャンパートとJJが常にKDにマッチアップしてたこととその二人とビエリツァが3pも決められるから。
フォックス、ヒールドとの連動性も含めて打ち合えていた。
今日はその要素が見事にない状態でこれまでの3戦とはまるで違う内容。
そこでボギーを選択したキングス。
う~ん...
その二人をスタメンにしたらセカンドオプションがと思うが別にヨギとWCSで走る形できるよね。
そしてまた日本の解説の間違い。
ジャイルズ、バグリーでリバウンドに絡みまくった2Qのシーン。
解説はキングスにルーズボールが来ていてラッキーと言う。
いや普通に高さで勝ってるからやん。
ハイポストのジャイルズ、ローポストのバグリーを明確に止めることの出来ないウォリアーズ。
でも二人もまだまだ荒削りだから自分達の良さを押し付けきれていないけど。
使わないと良くもならない。
ファーストオプションのヒールド、フォックスにやられたくないウォリアーズとその二人がやりにくい形を選んだキングス。
でもキングスのセカンドオプションにやられまくったウォリアーズ。
この形だと接戦にはなっても勝つ確率は低そう。
KDに対してディフェンスできなくなるトレードをしたんだからオフェンスで押しきる覚悟を決めろ。
どっちにしろ負けるだろうけど長い目でみてフォックス&ヒールドを上手く使わないと意味がないじゃん。あとバグリー&ジャイルズ。
こんな試合でした。
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